代理店募集レプレ運営事務局の矢次です。今回は「代理店加盟と自社ビジネスどちらが有利か」というお話です。
※こちらは代理店募集レプレ事務局の参考記事です。弊社が当記事の内容を保証するものではありません。
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代理店加盟と自社ビジネスどちらが有利か
新たに始める際に、自社ビジネスをやる場合も代理店として商材を販売する場合も、単にどちらが良いか悪いかとは言いきれないところがあります。そのため、どちらが合っているのかという視点から考えてみます。
始めやすさ
事業の始めやすさで言えば断然、代理店加盟が有利です。既にできあがっているサービスを販売するため、身ひとつ、やる気さえあればすぐに事業を開始することができます。ただし、代理店になる前に確認しておきたいのは、本部での営業販売実績がどの程度あるのかは確認しておきましょう。
本部で販売していないものを、代理店が売るのはなかなか大変な場合があります。これは販売に関するノウハウがないという状態です。その代理店募集が「募集事業の直販業績が好調で勢いに乗っていて全国展開をするため」という理由なのか、「本部は技術屋で営業力がないので代わりに販売を委託したい」という募集なのかは代理店になるうえで重要なポイントです。
開始までの期間とイメージ
どのような自社ビジネスなのかによりますが、開始までの期間という点でも一般的には代理店加盟のほうが有利といえます。自社ビジネスでは、まずサービスを作るところから始まります。コンセプトが決まってからも様々なプロダクトをしなければなりません。名刺やパンフレット、チラシ、ウェブサイト、契約書、価格表や営業資料など細かなところまで含めると作業は膨大な量になります。
最初はすべてのリソースが少ない場合がほとんどですので、何もかも一人でやるということもありえます。自社ビジネスをやる場合は、サービス完成から営業開始、収益が軌道にのるまでの期間を作業面、資金面で耐える必要があります。
稼ぎやすさ
サービスインしてからの話になりますが、稼ぎやすさでいくと自社ビジネスかなと思います。正確には利益率というべきかもしれません。稼ぐということは売上高ではなくあくまで利益ですよね。100万円売っても99.9万円がコストなら、とても稼いだとは言えませんよね。
そういった意味では自社ビジネスと考えます。ただし軌道に乗ってからの話ですね。立ち上げ当初はお客様も増えず、ついたお客様からもたくさんのご指摘をうけます。そこで様々な改善作業が出てきます。これらを自社で行なうわけですので、サービスインしても実績がないうちは利益率は低く、赤字になることもあると思っておいたほうがいいでしょう。
継続する難易度
立ち上げが大変な自社ビジネスも、ある程度かたちができあがってしまえばあとはやり続けることで成長曲線を描いていけることが多いです。成長曲線を描けない事業は、そもそも市場が違うか、もしくはやり方が間違っている可能性があります。それでも改善を重ねていけばある程度の事業の柱にすることはできると思います。
代理店加盟の場合も継続しやすいといえるでしょう。サービスに関することは全て代理店本部が運営、改善をしてくれるため、自社ではそれらを販売する人材の確保と管理を継続していくだけですね。目的が明確でリソースを集中しやすいと思います。
ただ懸念されるのが、代理店加盟はあくまでも商品やサービスを提供されている状態だということです。つまり、その商品やサービスがあってこそ売上を上げることができています。もしも代理店本部が、急にサービスを停止することになったら、代理店は突然売るものがなくなってしまいます。
その場合は、似たサービスや培った販売ノウハウを汎用できる商材を取扱うことになります。こういった商材がなくなる、というリスクを考えると、常に商材を探し続ける必要があります。その他、代理店手数料の条件変動などもひとつのリスクといえるでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。資金力のない当初は、代理店加盟か自社ビジネスかの2択で選ぶよりも、両方を併用するかたちが理想かもしれません。皆様の活動のご参考になれば幸いです。